結び 人生の意味 | 戸田山和久『哲学入門』
本書の流れ
意味→存在もどき→(人生の)意味
科学的世界観が蝕む人生の意味3つ:
究極目的
spoiler: そんなものはないwint.icon
ヒトのスケールを超えた視座
自由意志
意味・本質は自分であたえる
存在は本質に先立つ
選択の自由の強度
幸運の事実は喪失ではない
いわゆる意志的努力の価値
人生に意味・価値を見失しなわない
一様ではない
人生の価値は高められるので
社会もそのように教える
究極目的
いわゆる神が有名wint.icon
超越的な何か
生きること総体に目的はない
目的手段推論の誤用
逆問題解決装置で逆逆問題を解こうとしているwint.icon
⭕目的→手段
❌手段→目的
無限連鎖
機能不全を起こす
目的外使用
疑義・批判
自分の外のより大きな目標?
↔️自分にとっての有意義さが必要
人生
= 短めの「目的→手段」推論の集積
人生全体が、ではない
(人間のスケールを超える)極端なスケール
逆も然り
大宇宙や遠未来は今の自分には無関係
→ 結局、無意味化はしない
真剣さ
競合 → 卑小さ無意味さの感覚
一歩引く
自分の人生の客観視、このギャップが原因
関連: 科学的世界観
副産物・誤作動
→人生の意味・無意味、ともに誤謬
対処
解決の必要なし
ギフトのようなモノ
アイロニー
態度で価値を示す
迷惑かけないし